
男性不妊
マラソンは精子を低下させます。
こんにちは院長の岩井です。コロナ禍の最近、ランニングに励む人を見かけない日はない。適度な運動や筋トレが健康にいいのはいうまでもないが、毎日の様にスポーツクラブに行って激しい運動をしたり、マラソンやトライアスロンを習慣にしている方は少し考えた方がいいかもしれないです。 激しすぎる運動は体内で「活性酸素」が発生し、細胞を酸化させる事がわかっています。細胞を酸化が老化の原因になるので、よく「体を錆びさせる」と表現しますが、細胞がエネルギーを産生する時に「活性酸素」を放出し、抗酸化物質で細胞が改善する事でバランスを保つ事できています。 しかし、喫煙、紫外線、大量の飲酒、睡眠不足では「活性酸素」が増える原因ですが、それにより皮膚が酸化すればシミやシワになり、粘膜が酸化すれば癌になります。脳細胞が酸化すれば認知症になりやすくなります。精子も同様に「活性酸素」に弱い細胞です。男性不妊の方は精子の細胞の酸化を確認すると格段に高いのです。 ではどうすればいいかというと、「活性酸素」を減らし、「抗酸化物質」を増やすシンプルな方法です。禁煙し、飲酒は程々にして、7時間以上睡眠、さらに、CoQ10 VitC,Eを含む新鮮な野菜を食べる事です。(サプリメントでもOK) ただ、走れば体にいいと思い込んで、毎日ランニングをしまくると逆に「活性酸素」が増えて精子所見が悪化します。激しい運動を続けるマラソンなどはコルチゾールというホルモンがでて上半身の筋肉量は低下し、テストステロンも下がるのです。1回30分 週に30分の軽い運動がいいのです。努力をすれば物事はうまくいく様に思いがちですが、一度立ち止まる事も人生重要なのですね。 頑張れ!!男たちよ! 運命をかえろ!!






