男性不妊

男性不妊の原因

こんにちは院長の岩井です。今回は男性不妊の原因に考えていきましょう。男性不妊の原因は80%ほとんどが精子を作る工場が動いていない状態の造精機能障害です。造精障害の原因は精索静脈瘤や遺伝子異常、薬剤性、ホルモン異常、停留精巣などがあります。その結果、精子の数が少ない乏精子症や無精子症精子の質(元気)が悪い精子無力症、変な形の精子を作ってしまう奇形精子症などになります。そのほかに、精子は作る事はできるけど、それが運ばれる道が通行止め(閉塞)して無精子症になる事が4%ほどあります。そのほかにEDや射精障害、セックスレス(セックスの頻度が少ない)などで子供ができない性機能障害も不妊症の原因です。色々な原因はありますが、まずは可能性が高いものから検査を進めていきます。まずは痛くないエコー検査で精索静脈瘤があるかないかは必ず確認が必要です。そのほかにAGAやテストステロンなどのお薬を使用してないかの問診と、FSHやテストステロンなどの血液検査でホルモン値を確認する検査がまず行う検査です。 ただ、精液検査は1回で判断せず、2-3回行い本当に異常なのか判断します。その際に禁欲をすごく重視する方もいますが、精子の寿命が2-3日で1週間以上射精してないと古い精子が含まれるので運動率が低く出るし、前日に射精してしまうと精液の量自体が少なくなってしまうので、(運動率は良いが・・・)大体3-4日がベストと言われています。 男性の検査は基本的に採血以外あまり痛くない検査ですし短時間で終わります。当院では検査だけ急いでして、結果はメールやオンライン診療(テレビ電話)でも可能です。まずは一歩を踏み出してください。大きな一歩になります。 頑張れ!おとこたちよ!!
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