こんにちは院長の岩井です。前回に引き続き、今回は中折れです。SEXの途中に萎えて「あれ？？」って思った事ないですか？中学生から若い時まではSEXがしたくてたまらなかったのに・・・・年齢？？？でも、オナニーでは問題なく勃起できる・・・・「妻にだけ勃起できない！！SEXできない！」こんな相談は最近、ものすごく多いです。爆発的に増えております。原因はズバリ、AV（アダルトビデオ）です。病名を「膣内射精障害」といいますが、さらに言うと、パソコンを長時間する仕事の方に多く、肉体や技術を使った仕事をする人には少ない事も特徴です。 男性は大体１２歳前後で性徴（初めて射精）を経験し、その後、若いころは毎日の様にオナニー（自慰）を行います。これ自体は正常で良いオナニーの方法であれば全く問題ありません。 しかし、長時間パソコンを使うなどを長時間行うと、視覚刺激が情報の入り口の大半になり、五感を使った情報収集ができにくなります。さらに、オナニーで長時間、ＡＶを見ることで２次元の世界に入り込み、脳がＡＶでのオナニーでしか興奮しなくなるのです。そりゃそうですよね。自分好みのかわいい女の子がリアルにはないすごい事をしてくれてペニスを刺激するのは自分のツボを心得ている、自分の手で思いっきりスラスト（こすって）いるんですもんね。実際、ＡＶを見る時間が長い人の方が気持ち良さ（オーガズム）が低下して、性欲低下につながります。体がもっと過激な刺激を求めるんですね。根本的な治療法はなかなか難しいです。オナニーはＡＶでの視覚刺激で、自分の手でスラストしてますが、ＳＥＸは暗闇、触覚刺激で、腰の前後の動きですから、練習と本番が全く違う刺激になってます。そのため、ＴＥＮＧＡ（メンズトレーニングカップ）のＬｖ１を購入して頂いて、机などにガムテで固定してもらい、ＡＶの音声のみ（将来的には妄想のみ）で勃起して、ＴＥＮＧＡで腰を動かしてもらう様にしてリハビリしてもらってます。ただ効果がでるにはには１－２年かかります。そのため当院では、効果が４８時間持続するお薬を飲んでいただき、少しの刺激で勃起できる様にしてＳＥＸに挑んでいただいております。膣内射精障害が軽度であれば改善までは非常に速いです。 ただ、お薬などでも中折れする場合には当院では注射薬で勃起させてＳＥＸをしてもらう場合もありますが、基本的には人工授精やシリンジ法をお勧めしています。便利な時代ですが難しい時代になってきましたね。頑張れ！！男たちよ！！　運命を変えよう！