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精子に「良い食べ物」「悪い食べ物」は?

こんにちは院長の岩井です。医食同源という言葉がある様に、健康の増進には医療も食もともに重要であります。生活習慣の予防も重要なのですが、食事によっても精液所見を改善されるというデータがあります。【良い食べ物】
  • 野菜・果物・穀物 : 抗酸化物質(精子を老化・細胞障害から守る物質)のビタミンC、ビタミンE、リコピン、βカロチン、ポリフェノールなどを多く含む食材が推奨される。
また、食物繊維は血中のエストロゲン(女性ホルモン)を低下させるという報告がある。 
  • 魚 : オメガ3不飽和脂肪酸は精子にいい影響を与えるほか、DHAも抗炎症・抗酸化作用を有しており、推奨される。
  • 乳製品 : 低脂肪乳はインスリンとインスリン様成長因子(sinsulin like growth factor1)の活性を上昇させ、ラットの研究では精子濃度・運動率を上昇させる。
  【悪い食べ物】
  • 肉・加工肉 : 飽和脂肪酸を多く含むため、不飽和脂肪酸の取り込み生体外エストロゲン(女性ホルモン)を含み、精子への悪影響を及ぼす。特にred meat(牛や羊の肉)の加工肉は精液所見悪化の方向がある。飽和脂肪酸に富んでいるため、不飽和脂肪酸の取り込みが低下してしまう。
  • アルコール摂取:視床下部―下垂体―精巣という内分泌系を阻害し、FSH(精子産生を促すホルモン)やテストステロンの分泌低下をきたす。毎日摂取しなければ悪影響は及ぼさないという意見が多い
 という事で小さな事もコツコツと変えてていきましょう。頑張れ!!男たちよ! 運命をかえろ!!
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