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高齢になるほど男性不妊が増える?!

こんにちは院長の岩井です。女性は高齢になるに従い妊娠する可能性が低下すると聞いてもだれも驚かないですが、男性はどうでしょうか。英国の医療機関であるThe Centre for Reproductive&Genetic Healthの2021年の研究によると4271人の男性を対象に50歳以下と51歳以上に分けて、パートナーの女性の年齢などの因子を調整し比較したところ、51歳以上では挙児に至る可能性が33%低かったとの事でした。英国でも2016年の調査では子供の父親の15%は40歳以上であり、45歳を超えると母体の妊娠糖尿病、早産、新生児痙攣、子供の神経精神疾患リスクが高くなるリスクが指摘されています。米国のニューヨーク大学の研究では高齢男性は精子のDNA断片化率が高い傾向にあるといい、米国ノースウエスタン大学の研究では年齢以外には喫煙、性感染症、精索静脈瘤などが精子のDNA断片化率の増加などに寄与しているとしている。しかし、同時に可逆性があり、生活習慣や治療により妊娠率の改善につながる可能性がある。そのため、50歳を過ぎた男性でも簡単に挙児をあきらめるべきではないとしている。当院でも35歳から徐々に精子の運動率が低下している事を説明していますが、年齢は如何ともしがたいと話していました。しかし、生活習慣改善で可逆性があるのであれば、年齢に負けずに頑張れ!!男たちよ! 運命をかえろ!! ですね。
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