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300年以上前の医師Peyronie氏が発見した陰茎海綿体白膜の線維性硬結が形成される良性疾患で、
白人男性では3~7%、日本ではやや低く0.5~0.6%ほどの報告が多いが、
糖尿病や透析をしている方では9~10%とかなり多い。
ほかに低テストステロン血症やDupuytren拘縮症など免疫・炎症性疾患の関連が報告されている。
発症から6~12カ月の活動期のあと慢性期になり陰茎彎曲や硬結増大などの症状の
悪化は止まるが、陰茎彎曲や変形、陰茎の短小化やEDは改善しない。
3割負担の保険診療では局所ステロイド注射の適応はあるが効果は少ない。
保険適応外ではあるが手術療法では陰茎彎曲が改善する可能性は高い。
(手術での合併症は十分理解が必要である)
海外ではCCHという局所注射薬が認可されているが日本では認可されていない。