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こんにちは院長の岩井です。
前のブログで男性不妊の割合は全男性約10%とお話しました。
本当なのでしょうか。
1万8000人以上調査した論文など大規模な論文は多数あります。
数字のばらつきはありますが大体10%くらいと思われます。
10%であると全体で120万人の男性不妊患者がいて
平成24年で計算しても年間約6.7万人の新たな男性不妊症患者が増えているのです。
そのうち、どれくらいが受診しているのでしょう。
誰にも相談せずに、神様のせいにしてあきらめているのでしょう。
厚生省の調査では平成27年に1年間に男性不妊症外来に受診した新患患者は
大病院の男性不妊外来で約7253人、女性不妊クリニックでは1446人でした。
他の専門医以外の男性不妊外来を合わせても大体1万人程度でしょう。
なんと120万人の患者のうち、1万人ほどしか受診していなく、
女性が47万人以上受診しているのに、男性はその約50分の1なのです。
男性はそれほど受診に勇気がいるのです。
がんばれ、男たちよ。